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「ウイルスを検出しました」の警告はサポート詐欺の手口。警告画面に従ってしまった・・・そんな時は?

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[掲載日]2018/10/11 569 -

パソコンでインターネットを閲覧中に、「ウイルスに感染しました」といった警告画面が表示されることがあります。

こういった突然現われる警告画面は、ほとんどが偽物の警告画面で、サポート詐欺とよばれるものです。

警告画面では「今すぐこのソフトをダウンロードして除去してください」とご丁寧に対処法まで紹介されていますが、これはサイバー犯罪集団の手口で「罠」ですので、ダウンロードしてはいけません。

偽物の警告画面とは知らずに指示に従ってしまった場合の対処法もまとめてありますので、参考にしてくださいね。

まずは、サポート詐欺の手口を覚えておきましょう。

パソコンに表示される警告画面は詐欺広告です

別に怪しいサイトを閲覧していたわけでもないのにパソコンに突然表示される警告画面に焦ってしまう人も多いと思いますが、実際にパソコンがウイルス感染しているわけではありません。

これらは、広告配信の仕組みを悪用した偽物の警告画面で詐欺広告といわれるものです。

「ピー!ピー!ピー!」と警告音が鳴り続けたり、音声が流れたり、あと〇秒・・・などとカウントダウンが開始される悪質な警告画面も増加しています。

「ウイルスに感染しました」という文面以外にも「Windowsシステムが破損しています」「システム障害を引き起こす可能性があります」「ハッキングされています」など様々なパターンがあるので注意してください。

詐欺広告の目的は?

サイバー犯罪集団はいったい何のために詐欺広告を表示させているのでしょうか。

【詐欺広告の目的】

  • 不正ソフトをインストールさせること
  • サポート契約を結ぶこと

「ウイルス感染」などという不安になる文面で不安を煽り、警告画面の指示通りに行動させることが狙いです。

「ファイルが削除されないように指示に従って最新のバージョンにアップグレードしてください」「このソフトでウイルスを除去できます」といって、不正ソフトのダウンロードサイトに誘導し、不正ソフトをインストールさせます。

指示された電話番号に連絡をするよう指示してくるケースでは、電話を掛けさせてサポート契約を結び、有料のソフトを購入させたり、パソコンの調査と修理を行うために必要だといって、いわゆる遠隔操作ソフトをインストールさせたりします。

サイバー犯罪者に自分のパソコンを遠隔操作されてしまえば、どんな被害に遭ってもおかしくありません。

【遠隔操作されることによって予想される被害】

  • 個人情報が盗まれる
  • 自分のパソコンが犯罪に使用される
  • ネットバンキングでお金を引き出される
  • 勝手にネットで買い物をされてしまう
  • 自分の銀行口座が、オレオレ詐欺の受け渡し口座にされる

警告画面はどんな時に表示される?

違法な無料動画サイトや、アダルトサイトなどで表示されることが最も多いようですが、広告配信の仕組みを利用しているため、普通の正規サイトを閲覧していても表示されることがあるほか、SNSから誘導する手口も増えています。

誰もが目にする可能性があるというわけです。

いつ表示されても慌てずにすむように、警告画面が表示されたときの対処法を覚えておくと安心です。

偽物の警告画面が表示されたときの対処法

偽物の警告画面が表示されたときの対処法は簡単です。

警告は無視して「×ボタン」で画面を閉じるだけでOKです。

「×ボタン」で画面を閉じることができない場合は、タスクマネージャーを起動して強制終了させれば大丈夫なので落ち着いて対処しましょう。

では、次からは警告画面の指示に従ってしまった場合の対処法を解説していきます。

警告画面の誘導で不正ソフトをインストールしてしまった場合

警告画面の指示に従って、不正ソフトをインストールしてしまった場合は、どうしたらよいのでしょうか。

【不正ソフトをインストールしてしまったらするべきこと】

  1. 不正ソフトをアンインストールする
  2. セキュリティソフトでウィルススキャンを行う
  3. ブラウザの履歴を削除する
  4. 念のためにパスワードは変更する

お金を支払ってしまった場合は、残念ながらお金が戻ってくることはありません。

不正ソフトをアンインストールする(Windows10の場合)

画面左下のスタートボタンをクリックすると、アプリの一覧が表示されます。

「Windowsシステムツール」⇒「コントロールパネル」をクリックする。

「プログラム」⇒「プログラムのアンインストール」をクリックする。

アンインストールしたいプログラムを選択し「アンインストール」をクリックすればOKです。

アンインストール完了後に、パソコンの再起動が必要になる場合もあります。

インストールした不正ソフトの名前がわからない場合

インストールした不正ソフトの名前がわからない場合は、「プログラムと機能」のページから、更新日時で並び替えたりするとソフトを特定できることがあります。

セキュリティソフトでウィルススキャンを行う

アンインストールが完了したら、利用しているセキュリティソフトでウイルススキャンを実行します。

ただし、ウイルススキャンはパソコンに入っている全てのデータファイルをチェックするため、数時間かかることがあります。

ブラウザの履歴を削除する

詐欺広告や警告画面のURLが履歴に残っていると、何度も繰り返し表示される事もあるので、ブラウザの履歴を削除しましょう。

ブラウザの履歴削除は、右上の縦に3つ並んだ点(Google Chromeの設定)をクリック⇒「履歴」⇒「履歴」⇒「閲覧履歴データを消去する」で行うことができます。

念のためにパスワード類もすべて変更した方が安心です。

システムの復元を使用して解決する方法も・・・

パソコン操作に慣れている人、時間に余裕がある人であれば、システムの復元を使用して解決する方法もあります。

システムの復元は、Windowsをあらかじめ作成した復元ポイントの状態に戻すことができる機能なので、不正ソフトをインストールする前の状態に戻すことができる可能性があります。

ただ、システムが不安定になることもあるほか、システムの復元は手順も多く、時間を要するため、余裕があるときに行うことをおすすめします。

警告画面の指定された電話番号に電話をかけてしまった場合

警告画面の指示に従って、指定された電話番号に電話をかけてしまった場合はどうしたらいいのでしょうか。

警告画面に書かれている電話番号にかけると、電話に出るのはもちろんサポート業者などではなくサイバー犯罪者です。

パソコンの調査のためと言って、遠隔操作が可能になる有料ソフトをインストールさせたり、ウイルス除去のサポート契約をさせるなどしてお金をだまし取ることが狙いです。

サポート契約では、名前や電話番号のほか、メールアドレスやクレジットカードなどの情報を入力させることもあります。

対処法は、遠隔ソフトのアンインストール⇒セキュリティソフトでウィルススキャンを行う⇒ブラウザの履歴を削除する⇒パスワード類は変更すると、不正インストールをしてしまった場合とほぼ同じです。

遠隔ソフトをインストールしてしまったことで、アンインストール後も遠隔操作されてしまうのではないかと不安になってしまうと思いますが、アンインストールしてしまえば心配は要りません。

サポート契約をしてしまった場合は、近くの消費生活センターへ相談することをおすすめします。