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Androidスマホで増加中!危険な「フェイクアラート」の正体と対策方法。

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[更新日]2018/09/16 637 -

スマートフォンで、インターネットを閲覧中に、突然「ウイルスが検出されました」「ウイルスに感染しています」といったような警告画面が表示されることがあります。

これらの警告画面の多くは、偽の警告で「フェイクアラート」とも呼ばれています。

ここでは、今後さらに悪質化していくと考えられている「フェイクアラート」について紹介していきます。

スマートフォンに表示される「フェイクアラート」の正体

インターネットを閲覧中に突然表示される警告画面。

これらスマートフォンに表示される警告画面のほとんどは偽物であり、その正体は「詐欺広告」です。

本当にウイルスに感染したわけではないので安心してください。

偽の警告画面でユーザーを動揺させ、「ウイルス対策アプリ」や、パフォーマンスを向上させる「高速化アプリ」「メモリクリーナーアプリ」などの特定のアプリをダウンロードさせることが目的ですから、警告画面の指示に従ってはいけません。

無視して画面やブラウザを閉じましょう。

本物の警告画面と、偽の警告画面の見分け方


ウイルスを検出したという警告画面は、偽の警告画面(フェイクアラート)である場合が多いですが、セキュリティ対策ソフトが表示する本物の警告画面であるケースもあります。

本物の警告画面と、偽の警告画面の見分け方はあるのでしょうか。

【警告画面。ココをチェック!】

  • 自分でインストールして使用しているセキュリティアプリ(ウイルスバスターなど)からの警告かどうか
  • あからさまに不安を煽り、対処を急がせるような文面ではないか
  • 日本語がおかしくないか

冷静に文面を読んでみると、偽の警告画面(フェイクアラート)は比較的気づきやすい状況であるといえます。

また、偽の警告画面には、「今すぐウイルスを除去」などのようなリンク先に飛ぶボタンがあるのも特徴です。

フェイクアラートのパターン

「ウイルスが検出されました」「ウイルスに感染しています」など不安を煽るメッセージだけではなく、最近ではバイブが振動したり、警告アラームまで鳴るものもあります。

【ウイルス感染以外の警告文にも注意!】

  • ご使用のバッテリーが損傷しました
  • システム障害を引き起こす可能性があるので最新のバージョンにアップグレードしてください
  • ハッキングされていますなど・・・

さらに追い打ちをかけるように「このページを閉じると重大な障害が起きます」「今すぐ対処しなければすべての連絡先を失うことになります」などと不安を煽る文章も書かれていることがあるため、偽の警告画面の存在を知っていたとしても、初めて遭遇した場合、動揺してしまう人が多いかと思います。

フェイクアラートには、どういったパターンがあるのか、あらかじめ知っておくことも大切です。

スマホに表示された警告画面のの指示に従うとどうなる?

以前から「パソコン」に対して行われていたフェイクアラートは、指示された無料のウイルス対策ソフトをダウンロードすることでウイルスに感染していました。

では、スマートフォンのフェイクアラートで、指示に従った場合はどうなるのでしょうか。

「早急に修復する」というボタンをタップするとどうなる?


最近ではGoogleとは何の関係もないのに「Googleセキュリティ」と表示されていたり、「Googleのロゴ」を使用するなどして、あたかもGoogleから送られてきた本物の警告なのだと勘違いさせるようなものも多いです。

自分の使用しているスマートフォンの機種や番号など具体的な情報が表示されていることで、焦ってしまう人もいるようです。

警告画面下の「早急に修復する」などのボタンをタップすると、Google Playの無料の「ウイルス対策アプリ」や、パフォーマンスを向上させる「高速化アプリ」や「メモリクリーナーアプリ」に誘導されます。

今現在では、誘導されるGoogle Playのアプリは正規のもので、不正なアプリは少ないようです。

ただ、iPhoneと比較して、アプリの審査基準が低く、アプリ公開のハードルが低いAndroidは、常にサイバー犯罪者から狙われていますから、いつ被害に遭ってもおかしくない状況といえます。

例えば、今後、フィッシングサイトに誘導されたり、個人情報を抜き取るアプリや、スマートフォンを乗っ取るような悪質なアプリに誘導される可能性もあるかもしれません。

指示に従ってアプリをインストールしてしまったら?

警告画面に慌ててしまい、警告画面の指示に従ってアプリをインストールしてしまった人も中にはいるかもしれません。

その場合は、すぐに「設定」からアプリを選んでアンインストールしましょう。

今現在、偽の警告画面(フェイクアラート)の指示通りのアプリをインストールしても、不正な動きをするようなアプリは少ないようですが、インストールしたアプリが別のアプリを勝手にインストールして、アプリ経由でウイルス感染するケースが中国や台湾で報告されています。

見覚えのないアプリが入っていないかチェックするとともに、ウイルスバスターなどの信頼できるセキュリティアプリで、ウイルススキャンをすると安心です。

どうしてスマホに警告画面が表示されるの?

今現在、スマートフォンで発生している偽の警告画面(フェイクアラート)では、最終的にGoogle Playのアプリ画面に誘導されます。

今のところ、誘導されるGoogle Playは正規のサイトで、幸いなことに深刻な被害を受けたという報告はありません。

では、誰が何のために警告画面を表示させているのでしょうか。

サイバー犯罪者の存在


スマートフォンの警告画面は、サイバー犯罪者がWebサイトに表示される広告ネットワークを悪用して表示させている可能性が高いと考えられています。

スマホの警告画面は、詐欺広告なのです。

広告がタップされるたびに報酬を受け取ることができる「アフィリエイト」を利用して、サイバー犯罪者は広告収入を得ているのでしょう。

「サイバー犯罪者」「詐欺」と聞くと、アダルトサイトを閲覧した人の羞恥心や罪悪感を利用して金銭をだまし取る手口が有名ですよね。

自分はそういうサイトは閲覧しないから大丈夫だと安心している人も多いのではないでしょうか。

実は、スマホの偽の警告画面は、アダルトサイトだけでなく、ごく普通に健全なサイトを閲覧していても突然表示されたりするので安心はできませんし、何度も遭遇することもあります。

より多く広告をタップさせること、アプリのダウンロード数を増やすことを目的としているからです。

スマホの詐欺広告の悪質化に備えて対策を。


今、偽の警告画面(フェイクアラート)が問題となっているのは、主にAndroidのスマートフォンでが、今後iPhoneでも起こる可能性があります。

今や小学生でもスマートフォンを持つ時代となっており、スマートフォンとパソコンの出荷台数を考えても、サイバー犯罪者はスマートフォンに標的を広げてくるでしょう。

今は深刻な被害は報告されていない偽の警告画面(フェイクアラート)ですが、さらに悪質化し、不正なアプリやサイトに誘導され、被害に遭うことも考えられますから、日頃から情報を収集し、備えておくことが大切です。

スマホ向けのセキュリティソフトを。

信頼できるスマートフォン向けのセキュリティ対策ソフトをインストールしておくことも重要です。

セキュリティ対策ソフトは、通信キャリアでも用意されているので、それを利用するのがいいでしょう。

セキュリティ対策ソフトをインストールしたからといって、残念ながら偽の警告画面(フェイクアラート)が表示されなくなることはありませんが、今後、フェイクアラートが悪質化した時には、危険なアプリや、リンク先がフィッシングサイトかどうかを判断してくれるため有効です。

アプリのダウンロードは慎重に。

Androidの場合、正規のGoogle Play以外のサイトからアプリをダウンロードするのは危険です。

また、正規のGoogle Playのアプリであっても、100%安全なわけではありません。

ダウンロードする時は、提供元の情報などをよく確認して、信頼できるアプリかどうかをチェックする習慣をつけることをオススメします。